CS60はアトピーに聞きますか？という質問があります。
私のクライアント様のなかにはマシになってこられている方がおられますが、長い期間かけてアトピーになっているので生活改善をしながら長い目で対応しないといけないと感じています。
アトピーの原因となるものの紹介と、オリジナルスプレーの作り方を紹介します。
※効果には個人差があります
合成洗剤をやめる
合成洗剤は、水でゆすいでも残ってしまいます。
例えば、お皿を洗う時の中性洗剤。
ちょっとゆすいだくらいではお皿に残ったままだそうです。
口から入った洗剤は、腸のバリアを壊してしまうのでアレルギーになりやすく、アレルギー物質も血液中に流れ込みやすくなります。
服を洗うときの一般的な洗剤もきれいになったようでいて服に残ったままです。
さらには、柔軟剤のマイクロプラスチックには発がん性が認められるほど害があります。
これら合成洗剤が販売されはじめた時期とアトピーの増えだした時期は重なっているということを、CS60を開発した西村先生も指摘されています。
この合成洗剤にはいっている合成界面活性剤は、皮膚のバリアを壊し、また免疫を下げる原因になります。
私が洗濯をするとき、長年「アルカリウォッシュ」や「えがおの力」を使っていましたが、最近は「えみな」を使っています。
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まずは、化学物質のはいっていない自然な洗剤に変えるのが基本です。
「えみな」は食器洗いにも使えますし、食洗器にも少量だけで汚れが落ちるので使えます。
テーブルやキッチン、床掃除にスプレーボトルに入れてシュシュっとして布巾で拭くとスッキリします。
しかも使う石鹸の量はほんのちょっと。とてもコスパがよいのです。
ただし、荒れがひどいときは、石けんも痒みの原因になります。
食器は、スクレーパーで汚れを落としたあと『びわこふきん』で洗う、などがよいです。
症状がひどい方は、ボディソープなどの石けんではなく、少量のビタミンCで塩素を除去したお湯だけでも皮膚の汚れは十分に落ちます。
大掃除の洗剤には
ふだん「えみな」を使っているとそんなに大掃除は必要なくなります。
それでもひどい汚れが発生した際には、オキシクリーン（酸素系漂白剤）を使います。
オキシクリーンには２種類あって添加物がはいっていない日本製がおすすめです。
アメリカ製には界面活性剤と柔軟剤が含まれているので気をつけてください。
食洗器、洗濯槽、お風呂掃除など万能に使えます。
オキシクリーンを使った掃除方法は動画などがあるので参考にされてみてください。
（危険なのでほかの洗剤とは混ぜないでください）
安全な洗髪
石けんシャンプーに対する正しい理解はほとんど進んでいません。
まず、普通の合成シャンプーに比べて、洗浄力は低いです。
そのため、1分間シャワーでしっかり地肌洗いをしてから、2回シャンプーをします。
シャンプーは泡切れがとてもよいのですぐに石けん成分が流れたように思いますが、けっこう残ります。
洗えたと思ってからさらに3分、しっかり手で地肌を洗うようにします。
石けんはアルカリ性なので、髪が軋みます。それを専用のリンスを使うことで酸性に戻してくれます。
合成リンスでは酸性に戻す効果がありません。
私は20年以上、パックスのナチュロンを使ってシャンプーしていますが、最近は前出の「えみな」も使っています。
そして専用リンスまたはクエン酸水を使うことで、石けんカスを防いでサラサラの髪になります。
重曹とクエン酸を混ぜた炭酸水だけでも洗髪はできるのですが、人によって合う、合わないがあるようです。
その際は、重曹洗いと石けんシャンプーの両方やってみることをおすすめします。
仕上げはもちろんクエン酸水です。
髪を乾かすときに、私はビーワン グレースを地肌にスプレーしています。
乾燥して痒みやフケが出るのを防いでくれます。
ドライヤーや日差しで髪も傷みやすくなりますが、ビーワンはそれも防いでくれます。
また、髪をセットするときも固めてくれます。（それほど保持力はないので持ち歩いています）
ビーワングレース 400ml 詰め替え用 スタイリング ヘアケア
市販のヘアケア商品を使わない
ヘアワックスやジェル、ムースなどには化学物質がたくさん入っているうえに、油と水分を混ぜる乳化剤（合成界面活性剤）が入っていることも多いです。
これが肌には大変荒れる原因になるので、避けるようにします。
痒みがひどいときは、天然オイルでも刺激になることがあります。
私が髪をセットするときは、前出のビーワン グレースを使っています。
ほんのり固まります。
中には薄めた砂糖水やニガリの原液を塗って固める人もいるようです。
歯磨き
歯磨き粉は直接粘膜にあたるので特に気を付けなければなりません。
まさかフッ素が良いものと思っていないでしょうか？
フッ素の害はここでは取り上げませんが、どうしてあんなものを口の中に塗るのかが理解できません。
歯磨き粉のイチオシはバイオペーストです。
食べられるくらい安全、歯石も分解してくれるのでこれを使いはじめてから虫歯にならなくなりました。
バイオペーストはちょっと高めなので、どうしてもコストが気になる人は重曹で。
細かい粉なら直接重曹をつけてもいいし、重曹水にして口をゆすいでから磨いてもいいです。
そして歯茎が痩せてきたなと感じるときには「にがり」を使ってみてください。
石けん成分とは分離してしまうようなので、にがりだけで歯を磨いたり、手ににがりをつけて歯茎を磨くと回復してきます。
チョコレート・アイス・砂糖を食べない
どうやっても掌蹠膿疱症が治らない方、アトピーがひどい方は、チョコレートやアイスは食べてませんか？
油と水分を混ぜるために乳化剤が入っているのですが、それらが腸のバリアによくないのです。
以前、洗剤などは石けんに変えたのに肌荒れが治らない人がいたのですが、その人の好きなチョコレートをやめたらきれいに治りました。
また、砂糖がヒスタミンを分泌させてしまうので痒くなります。
だからといって人工甘味料などはもっとNGです。
体に悪かったり血糖値を上げ下げしてしまうので、ほかの病気になったりします。
甘味が欲しくならない体づくりも大事です。（また後日記事にします）
保湿や傷治し、あせも、かぶれに
『にがり』は、豆腐を作るときに使う、海水から塩をつくったあとに残る苦い液体（塩化マグネシウム）です。
このにがりを、50mlの水に、にがり１～５滴入れたものをかゆいところや荒れているところにスプレーしたり塗ります。
にがりの量が多くなると、かなりシミるのと、赤く荒れるかもしれないので少量からはじめてください。
噂では薄毛にもよいとか？！
おむつかぶれや、ナプキンかぶれにも、にがりは最高に良いです。
痒みがなくなるので、何度か乾くとタッピングしながら重ね塗りします。
かぶれる場合、通気性のない防水生地が原因のこともあります。素材は肌にあたる部分はコットン100%にして、そのうえからおむつカバーやサニタリーショーツを履くなどして通気性をあげることも大事です。
にがりは、スーパーの豆腐売り場近くに置いてあることが多いです。
私は傷や虫刺されには、にがり原液を塗ることもあります。
かなり沁みますので我慢できるかただけ真似してください。
傷の治りが早くなるようです。
また、アロマのティーツリーも炎症を防いでくれます。
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マグネシウムの補給
肌荒れをする人は、マグネシウム不足ともいわれています。
そのマグネシウムは、飲むよりも肌（経皮）から吸収するほうが効果的なようです。
エプソムソルトとかも有名ですが、私が毎日使っているのは『にがり温泉』という商品。
風呂釜を傷める成分も入っていませんし、さらっとした汗がよく出るようになります。
カンジダ
カンジダは腸のなかにいる常在菌ですが、免疫が落ちると内臓、食道、膣などに悪さをしてきます。
癌も実はカンジダだったとシモンチーニ医師は言っていますね。
シモンチーニ医師によるとカンジダには重曹がよいそうです。
肝臓ガンや胃癌・腸の癌には飲んだり、その他の癌でも20%の水溶液をつくって注腸（浣腸）や、子宮がんのように手の届く範囲であれば膣注をするとよいそうですが、個人でやるには危険な場合もあるので世古口裕司さんの指導を仰ぐなどされるほうがよいと思います。
癌とはいかないまでも、子どもでも大人でも男性でも女性でもお股が蒸れたりして痒くなることがあります。
免疫を高めるのはもちろん大切ですが、ティーツリーを水とまぜてティッシュなどにとり、タッピングして塗るとよいです。
この方法で痒みが収まったと聞くこともありますし、一時的に余計に痒くなったとも聞いたことがあるので、数回試して効果がなければやめてくださいね。
アロマオイルは、皮膚に直接塗れるものは種類も品質も限られています。
人工的な化学物質を含むような品質の悪いものは絶対に使わないようにしてください。
香害のもとですし、肌（経皮）からは意外とたくさん毒が吸収されてしまいます。
必ずオーガニックで品質のよいものを少量使うようにしてください。
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褥瘡・床ずれ改善には
褥瘡は肌荒れというよりも、身体が動かせなくて肌が傷んでくる状態ですが、亜鉛不足ともいわれています。
亜鉛も液体亜鉛が吸収がよいようです。
私が飲んでいるのは、iHerbのドクターメルコラ 液体亜鉛です。
お水の味がほとんど変わらないので摂りやすいです。
（よく売り切れるので、その際は別の液体亜鉛もご検討ください。）
https://iherb.co/C59x429
安全な洗濯
洗濯については洗濯の記事を参照ください
https://xn--cs60-jw6gy732a.jp/1981/
まとめ
肌荒れの要因はたくさんあるのでこれらで必ず治るとは言えませんが、とても多きな要因でもあるのでぜひ生活を見直し、そしてまずは『にがり』と『マグネシウム』『亜鉛』を補充することをお試しください。
皆さまが肌の痒みや肌荒れから救われますように。