学習障害とは
ディスレクシア、ディスグラフィア、ディスカリキュリア
この3つが何のことだか分かりますか?
ディスレクシアは読めない人のこと、ディスグラフィアは書けない人のこと、ディスカリキュリアは計算できない人のことです。
一般的にこれらを『学習障害(LD)』と言います。
学習障害があると日本で生きていくのはほんとうに大変。
- 怠けているだけでしょう。
- 聞いていないのが悪い。
- ちゃんとしなさい。
身近な親や先生からもこんな風にいわれてしまいます。
子どもも、ほんとうは以下のように悩んでいることが多いのです。
- みんなと同じように勉強したい。
- 怠けているんじゃない、聞いてもまったく内容がはいってこない。
- 文字をみても記号にしか見えない。まっすぐ線をひきたくても引けない。
- 作文も書きたいけど、どうしても「、」や「。」が打てない。
- なんど計算のしかたを教えてもらっても、次やろうとするとまったくわからない。
そして、授業についていけないのは自分の頭が悪いからだと思い込んで、どんどん自信を失くしていきます。
学校の先生でも、子どもをみて学習障害だとわかる先生は少ないように思います。
男の子だからこんなものですよ。
きちんと家でやらせてください。
年齢があがるにつれて、ついには学校や教師が子どもを追い詰める敵になってしまいます。
この本の著者、40代すぎてから自分がディスレクシアだと気づいた男性の話です。
壮絶です。
たぶん、ここまでの波乱万丈の人は少なくても、似たような境遇の人はたくさんいるのでしょう。
発達障害は昔からあったようですが、いま教室に3人はいるといわれるほど、学習障害の人が増えてきています。
彼らが生きやすい学校を作るにはどうしたらいいのか?
彼らを読めるように、書けるように、計算できるようにしてあげるにはどうしたらいいのか?
大阪にも診断できる大きな病院があります。
ただ、診断がついたからといって、確実に治る方法は病院にはありません。
「ほんとうに発達障害?なんでもかんでも障害っていったらあかんよ」「ニガテやったら無理にやらなくていいよ。得意なことをすればいいよ」と、小児科医によっても対応はマチマチのようです。
実際、得意なことだけできたとしても、学校やその後の就職で生きづらい状況は変わりません。
各地域にある教育センターでもテストを受けたり、学校との学習相談をやりとりしてくれたりするので、一度相談してみられると良いと思います。
学習障害の原因は、本を読んで自分なりに調べたり、安全な食べ物ネットワーク「オルター」の西川代表と話していて少しずつわかってきました。
学習障害の原因
予防接種
水銀など本来なら体にいれてはいけない物質がたくさんはいっているのが予防接種です。
予防接種の解毒レメディを処方できる、本場イギリスで学んだホメオパスを紹介できます。
農薬
減農薬でも危険。ネオニコチノイド系の農薬は日本で大量に使われており、皮の中まで浸透します。
しかし、農薬回数が少なくて済むので『減農薬』と表示することができてしまいます。
基本、オーガニック(無農薬)を買うようにします。
さらに問題なのは『枯葉剤』です。ベトナム戦争にも使われたのと同じ成分がはいっているラウンドアップは、ホームセンターでも購入することができてしまいます。
大量に使われているようですが、どれだけ危険なものか認識して家庭でも気軽に使わないことが大事です。
栄養不足
お肉や魚をおいしくするためのインジェクション(添加物注入)、レトルト食品、添加物いっぱいの総菜、清涼飲料水は、体から栄養・ミネラルを奪います。
そして、きちんとした素材からダシをとる家庭が減ってきています。
よい食事をしていても、お野菜などから摂れる栄養も減っているため、食材選びも大切です。
どうしても足りない場合はサプリメントで補給します。
目を細めて横目で物を見ることがあります。
これは、ただ単に目が悪いだけではなく、正面からだと見にくくて、網膜があつまっている目の端だと見やすいからです。
タラの肝油や、ビタミンAをとると良いようです。
頭への衝撃
頭を強打したりして、生体エネルギーが飛び出してしまっていることがあります。
施術でエネルギーを整えることが可能です。
ただし、整えてすぐに効果がでるものではありません。
脳の未発達
勉強だけでなく、人の感情が理解しにくいなども脳が発達していないことがあります。
宮口幸治さんは、非行少年たちのなかにケーキを分割できないことが多いことに気づきます。
そして、脳を鍛えることで解決していこうとされています。
それがコグトレ。

こういうトレーニングで改善する子もいるようです。
目の学校(ビジョントレーニング)
目の学校は、簡単な運動をとおして目を鍛えていくことで、脳の発達を促します。
たとえば・・・、引き算がニガテな子は、後ろに歩くのがニガテなことがあります。
大阪なんばのビジョントレーニング
たとえどれが原因でも、どれも身体の伝達信号が遮られているのが原因なので、それを取り除いてやれば必ず良い方向にいきます。
諦めないで、できるところから対処してみてください。