水素水は聞いたことがあるけれど、水素茶ってなに?と思われるかもしれません。
『水素』について、よく知りたいと思い、本を購入してサロンの待ち時間に読んでいたんです。
そうしたら、来てくださったお客様が、「紹介したい本がある」といって、カバンから取り出したのは、まさか!?というか、やっぱりきたか!?という感じでしたが、同じ本でした。
この本を読んでいると、このお客様の顔が頭に浮かんできていたので、きっと私に紹介したいと思い浮かべてくれていたのだと思います。
その本がこちら。
水素茶の作り方
水素茶は、専用のボトルで作ります。
「還元くん」という名前ですが、一部では「ありがとうボトル」とも言われているようです。
このボトルの中に、水と、お茶の葉を入れます。
最初の使い始めは、ボトルの起動という作業が必要なので、24時間くらい入れっぱなしにします。
寒い日は、水ではなく40度くらいのお湯を使うようにします。
1回、ボトルが起動すると、次からは12に時間でできるようになります。
もっと急ぎのときは、できた水素茶を50cc(50ml)くらい残しておいて、作るときに混ぜると5時間でできるようになります!
あとは、できた水素が逃げないように栓をします。
この栓はぎゅっと蓋をせずに、そっとかぶせるか、なんだったら反対にひっくり返して乗せておく程度にします。(コルク製なので割れたりカビが生えたりするため)
水素ができているかどうかは、酸化還元電位(ORP)というのを使うのが一番良いのですが、5,000円くらいするので、慣れてきたら色や味で「あっ、できてるな」とわかってきます。
というのも、色はすこしだけ白濁し、味もまろやか(たまに時間を置きすぎると通り越して酸味がでてきて飲めなくなってくる)になります。
入れるお茶はなんでもいいのですが、『ポリフェノールが含まれていること』が鍵になります。
ルイボスティはうまくできないそうです。
私は、よもぎ茶、柿の葉茶、桑の葉茶、緑茶を使うことが多いです。
3g程度をお茶パックに入れて、水とともに入れるだけです。
だんだん慣れてくると、いろんなもの(野菜の皮とか…)で試すとよいそうですが、私は安定して飲みたいのであまり冒険はしていません。
これから挑戦するとしたら、番茶や柿の葉でも試したいと思います。
水素はできているのか?確認します
では、本当に水素茶ができているのかどうか?数値で確認してみましょう。
酸化還元電位(ORP)は、数字がプラスになるほど酸化させる力が働いており、マイナスになると還元する力が働いているというのを測定するものになります。
還元とは、酸化したものなどをもとの状態に戻す力だとおもってもらえばOKです。
左から、還元くん、ふつうの水道水、浄水器をとおした水、水素茶を用意
まず、ふつうの水道水
数値:238mV
浄水器をとおした水
数値:212mV
よい浄水器を使っているはずなのですが、還元力はないようです。
水素茶
数値:-590mV
はじめて見たときは、ほんとうにできてる!と感激しました。
脅威の-590です!
ただ、時間をおいてしまうと水素が抜けてしまうので、
しばらくして測ると+127mVになっていました。
ボトルの容量は850ml。
水筒に入れる場合は水素が抜けやすくなるのと、金属製の水筒だと金属が溶け出してしまうそうです。
ガラス製なら安心です。
還元くん(水素茶)は、結局どうなの?メリット&デメリット
【メリット】
心なしか、お肌のキメが細かくなったようです。
旅行で3日ほど飲まないと、キメが粗いなとおもったので、それほどには細かくなっているようです。
最初のうちはわからなかったのですが、お通じがとても良くなります。
電気でつくる水素水生成器や水素吸引機などは、水素をつくるかわりに活性酸素も同時に作ってしまうそうです。
還元くんであれば、活性酸素がつくられる心配はなく電気も使いません。
ボトルは割れない限りずっと使えて水素茶を作り続けてくれるのでコストパフォーマンスが良いです。
【デメリット】
手が入らない大きさのボトルなので、洗うときに100均などで購入した柄つきスポンジが欠かせません。
2回に1回は洗わないと、中がぬめってきてお茶もまずくなります。
水素茶を作るのに最低5時間かかってしまうので、飲む人が多いと1本では足りない。
冷たい水など飲みなれていないと夏しか飲みにくい
今回、計測して水素茶が作れていることがよくわかりました。